寝ながら発声練習の効果とは

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発声練習の方法として、寝ながら発声をおこなうものがあります。
ボイストレーニングなどに通うと、人により奨励されることがある方法です。
この方法が奨められるのは、腹式呼吸ができておらず、まだその感覚がわかっていない人が多いのです。
仰向けに寝て、鼻からゆっくりと大きく息を吸ってみて下さい。
お腹が膨らむと思います。
もちろん腹式といっても、お腹に空気がたまるわけではなく、肺に空気が入り、肺の下にある横隔膜がきちんと下がるので、お腹が膨らんでいるだけです。
腹式ではない極端な場合は、大きく息を吸うと、横隔膜ではなく肩が上下します。
試に、仰向けの状態で、肩を上下させながら呼吸してみて下さい。
やりにくいはずです。
このように、寝ながらの発声練習の方が、自然と腹式呼吸になるという効果があり、腹式呼吸法の理解のためにおこなわれています。

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寝ながらの発声練習の効果としての代表は、腹式呼吸の方法ですが、別の理由で奨励される人もいます。
それは、発声練習だと身構えてしまいすぎて、喉や肩のまわりに力が入っている人です。
枕無しで仰向けに寝て、ロングトーンで発声した後に息を吸う事を、繰り返してみて下さい。
次に、立って同じ事を繰り返すと、どちらが楽に声が出るでしょうか。
仰向けのが楽だとか、声に広がりが出た、という人も多いと思います。
人間は頭という重い物を細い首で支えていますので、起きている以上は、首まわりに多少の力が入っています。
仰向けの状態だと、首を支えなくてよいので、自然と首回りの力が抜きやすくなるからです。
声に広がりが出た人は、力が抜けたことにより、空気の通り道が広くなったせいでしょう。
もちろん、芝居にしろ歌にしろ立って発声をしますので、まったく同じ状態にはなりません。
しかしこの方法は、余分な力を抜く事により、自分の声の可能性を知るためには有効です。
少しずつでも力を抜ければ、もっと良い声が出るという事が理解できるはずです。

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